小松菜は葉菜類になります。苗で販売してることはないので露地栽培、プランター栽培で種から育てます。
日なたを好むので日当たりの良い場所を選び種を植え付けます。
初心者でも育てやすいし、失敗の少ないおすすめの野菜です。
種蒔きのポイントは一度にたくさん蒔かないで1週間くらいずらして蒔くと長く収穫を楽しめますよ。
家庭菜園でおすすめの小松菜の育て方・栽培方法
基本情報
品名 | 小松菜 |
分類 | アブラナ科 |
発芽地温 | 15℃~20℃ |
生育温度 | 15℃~20℃ |
土壌酸度 | ph6.0~6.5 |
連作障害 | 1,2年あける |
病害虫 | アブラムシ、アオムシ、 |
植え付け時期 | 寒冷地 4月中旬~10月上旬 中間地 3月中旬~10月中旬 暖地 3月上旬~10月下旬 |
栽培カレンダー
種の 種蒔き 収穫
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |||||||||||||||||||||||||
寒冷地 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中間地 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
暖地 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
小松菜の主な品種
- サカタのタネ 耐病小松菜 はまつづき
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小型の丸葉で艶のある濃い緑色をしています。くせのないいい味をしているので食べやすかったですよ。
冬の寒い時期でも種蒔き後に不織布をかけネットをかければ発芽して育てることも出来ます。
耐病性もあり周年栽培できる野菜で人気があります。
私も良く栽培するおすすめ品種です。
- サカタのタネ 小松菜 浜美2号
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小型の丸葉で艶のある濃い緑色をしています。筋が少なく歯切れが良いので、茹でておひたしにするとおいしいです。
冬の寒い時期でも種蒔き後に不織布をかけネットをかければ発芽して育てることも出来ます。
周年栽培できる野菜で人気があります。
- トーホク ちぢみ小松菜
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耐寒性があり、寒さに当たると葉がちりめん状にちぢみあがり、甘さが増してさらにおいしくなります。
おひたしや炒め物などいろいろな調理に使えます。
小松菜の育て方の流れ
- プランターを準備する
- 種蒔きをする
- 間引きをする
- 肥料を与える
- 収穫する
プランターの種類はなんでも大丈夫です。育てたい量に合わせて選んでくださいね。
鉢底石はネットに入っているタイプを使うと後々取り出す時に便利ですよ。(画像はバラの鉢底石をキッチンのシンク用ネットに入れました。)
市販の培養土をプランターのフチより5cmくらい下まで入れます。
種の蒔き方は1列の溝蒔きです。2列蒔きの時は列間は15cm~20cmにします。
1列に深さ1cmの蒔き溝を作り、だいたいで1cm間隔で種を蒔きます。
種を蒔き終わったら土を被せ軽く手のひらで押さえましょう。
ジョウロで水をまくときははす口を使って静かに与えましょう。
不織布をべた掛けしておくと保水力が上がり発芽率が良くなりますよ。
1回目の間引きは葉が2,3枚になったら株間3,4cmで間引いていきます。
間引きする時は元気のいい株を残しましょう。
この1回で株間を5,6cmにすれば間引きは1回だけで大丈夫です。
追肥を1株につき一つまみ2,3gをパラパラと蒔きます。
追肥をしたら株元は結構弱いのでしっかり土寄せをします。
葉が5枚になったら収穫しましょう。
収穫が遅くなると葉が固くなってくるので早めに収穫しましょう。
小松菜の連作障害
小松菜はアブラナ科です。小松菜を育てた畝は1,2年は同じアブラナ科を育てることはやめましょう。
同じアブラナ科を連作すると土壌中の成分バランスが病害虫が増加してしまうことがあります。小松菜に発生する病原菌、害虫が毎回蓄積していくようなイメージです。そこに違う科目を栽培する事でリスクを減らすことが出来ます。
家庭菜園でスペースがない場合はプランター栽培でローテーションしながら栽培出来ます。
小松菜でしたら小型のプランターで大丈夫です。おしゃれなものを使うとテンションも上がりますよ。
小松菜の後作におすすめの野菜
小松菜は葉菜類です。葉菜類の後作には果菜類がいいと言われています。
栽培する順番とかポイントがあるの?
生育不良を防ぐポイントがあって根菜類
葉菜類 果菜類という順番で栽培していくと良いみたいだよ小松菜は葉菜類だから次は果菜類がいいのね
例えば、とうもろこし、枝豆です。あとはサツマイモ、シソなどです。
絶対にそうしなければならないというわけではないので参考程度にしてください。
してはいけないのは同じ科目を連続で同じ場所で栽培する事です。
おすすめは春夏野菜に向けてとうもろこしを栽培してみるのもいいですよ。
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