家庭菜園で気軽にできる栽培方法がプランター栽培です。
畑がない、スペースが狭い、アパート住まいだしと家庭菜園をあきらめていませんか?
プランター栽培とはプランターと呼ばれる色々な種類、素材の容器に培養土を入れて野菜を栽培する方法です。
庭の空いているスペースやベランダに置いて移動もできるので家庭菜園を始め易いです。
プランターでも色々な野菜を栽培する事ができます。季節によって育てたい野菜を選んで始めてくださいね。
家庭菜園で初心者にもかんたんにできるプランター栽培
プランター栽培を始めようと思った時に最初に悩む事は
- 家庭栽培を始めたいけどスペースがない
- プランター栽培のやり方が分からない
- プランター栽培で何が栽培できるのか知りたい
- プランター栽培の準備 3ステップ
この記事を最後まで読めばプランター栽培を始めようかどうか悩んでいることが解決してプランター栽培のやり方が分かるようになりますよ。
家庭栽培を始めたいけどスペースがない
庭には畑を作るスペースがない、アパート、マンション暮らしのため場所がないからと家庭菜園をあきらめていませんか?
それを解決するのがプランター栽培です。
庭に畑を作るスペースがなくてもコンクリートの上にプランターを置いて栽培できます。しかもプランターごと移動できるので陽当りの良い場所に、雨、風が防げるところへ気軽に移動させることができます。
アパート、マンション暮らしでもベランダでプランター栽培ができます。ベランダは限られたスペースなので栽培計画をしっかり立てましょう。
注意することは賃貸アパート、マンションのベランダは緊急時の安全通路を確保しておいてくださいね。お隣りさんとの仕切りの壁が設置してある場合はプランターなどの物でふさがないようにしましょう。
プランター栽培のやり方が分からない
プランターで野菜を栽培する事は出来ます。まずは最低限必要な道具、資材を揃えましょう。
どの野菜を育てるのにも共通していることは培養土は野菜用で初期肥料(元肥)入りのものであればメーカー、種類はどれでも大丈夫です。
気にするポイントはプランターの大きさです。野菜によって大きさ、深さを選ぶ必要があるため何種類か欲しいところです。
プランター栽培で最低限用意するもの
- プランター
- 鉢底石
- プラスチックスコップ
- 培養土
- いぼ竹支柱
- ジョウロ
- プラスチックバケツ
プランターの選び方
プランターには様々な大きさ、素材があります。家庭菜園でプランター栽培する時は移動させることを考えてプラスチック素材のものがおすすめです。
大きさは育てたい野菜に合わせて選びます。
根菜類は深めで30cmから40cm。葉菜類、果菜類は深さ30cmを目安にしてください。
深さが30cmです。にんじん、ミニ大根などにおすすめです。
鉢底石の選び方
鉢底石はプランターの底の穴から土が流出するのを防ぐ事と水はけを良くするメリットがあります。
鉢底石の種類には主に2種類あり、網袋に入っているものとバラになっているものです。
おすすめは網袋に入っているタイプです。1回使って次の栽培を準備する時に取り出しやすいからです。取り出しやすいのでプランターも洗いやすいです。
プラスチックスコップ
プラスチックスコップは培養土をプランターに移す時に使います。
移植ごてより量を多くすくうことが出来るのでプラスチックスコップは一つあると重宝します。
培養土
培養土はホームセンターでいろいろな種類があります。
初期肥料(元肥)入りのものがおすすめです。
いぼ竹支柱
いぼ竹支柱はホームセンターでいろいろな長さ、太さが売っています。
苗を定植してから苗が倒れないように成長の過程で麻ひもなどで誘引します。
育てる野菜によって長さ、太さを選びます。
プラスチックバケツ
いろいろな用途に使えるので一つあるとよいでしょう。
プランター栽培で何が栽培できるのか知りたい
プランターで栽培できる野菜はいっぱいあります。
最初は生育が早く収穫までの期間が短い野菜を選んでみましょう。
例えば、コカブ、ラディッシュ、ほうれん草、水菜、小松菜などです。おすすめは周年栽培できる小松菜です。12月~1月の極寒時期は栽培が難しいですが、この時期以外は比較的育てやすいですよ。
詳しくはこの記事を参考にしてくださいね。
にんじんもおすすめです。春植えと秋植えの年2回栽培する事が出来ます。ミニにんじん、3寸にんじん、5寸にんじんなどがおすすめです。プランターは20ℓ~30ℓの容量で深さが25cm~30cmあれば十分育ちます。
春夏野菜でおすすめなのはミニトマトです。4月位になるとホームセンターでいろいろな品種のミニトマトの苗が販売されてきます。
プランター栽培ではミニトマトがおすすめです。人気のある品種で「アイコ」は甘酸っくて美味しいですよ。
プランターは20ℓ~30ℓの容量で深さは30cm位あれば大丈夫です。
ピーマンもおすすめです。4月位になるとホームセンターでピーマンの苗が販売されてきます。
プランターは20ℓ~30ℓの容量で深さは30cm位あれば大丈夫です。
1つのプランターに1株栽培すればしばらくはミニトマト、ピーマンに困る事はないね
たくさん収穫できるから助かる
プランター栽培の準備3ステップ (どの野菜でも準備段階は一緒です。)
支柱と防虫ネットのセットが別売りでありますよ。
大きいプランターには底に網が入っているものがあります。入っていれば鉢底石は入れなくても大丈夫です。
日当たりの良い場所を探しプランターを設置します。
培養土を入れましょう。
水やりをするときに培養土があふれ出ないようにするためふちギリギリまで培養土をいれないようにしてくださいね。
プランター栽培の注意点
プランター栽培の注意点は水不足と肥料不足です。
プランターは限られた容器の中で栽培するため水切れを起こしやすいところがあります。水はけを良くしている反面、雨が降らない、水やりを忘れていると水不足になりやすいです。
こまめにチェックしましょう。土の表面が乾いていて指で少しほじってみてもカラカラの土でしたら水やりをしましょう。
特に種まき後の水不足は発芽しない影響が出ますので注意してください。
プランターは容器の底が水はけが良くなるように穴が開いています。水はけが良くなるという事は肥料の成分も流れやすくなっているという事です。
自分ではちゃんと肥料は与えていると思っていても知らないうちに肥料が流れ出ています。水やりをしたり雨が降ったりすると肥料の成分が流れ出てしまうのでこれを防ぐ事は難しいことです。
肥料は液体肥料は効きが早く即効性がありますが肥料成分も流れやすいです。液体肥料を与えるときは2,3日は雨の降らないような時に使用するといいですよ。水やりを兼ねた肥料を与えることが出来ます。液体肥料は1週間に1回のペースで与えていきます。
化成肥料などの粒状の肥料は土に混ざって水を与えていくと少しずつ減っていくような感じです。化成肥料は2,3週間に1回のペースで与えていきます。
大事なのは株の状態を良く観察する事と栽培日記をつけることです。
記録をつけていればいつどれくらい肥料を与えたかを把握できるようになりますので野菜栽培専用手帳を作ってみてはいかがでしょうか。一般的な手帳で大丈夫ですよ。春夏野菜、秋冬野菜の栽培記録をつけると連作障害対策にも役に立ちます。
私は最初は細かく記録していましたが忘れることが多いのでちゃんと記録できるようになりたいです。
私の愛用しているおすすめの液体肥料です。
化成肥料のおすすめはこれです。肥料成分オール8で使いやすいですよ。
まとめ
ここで紹介したのは自分の環境に合っているプランター栽培のはじめかたです。畑がない、ベランダ栽培をしてみたいなど人によって事情があります。
プランターも色々な種類がありどれを選ぶかも楽しいですよね。おしゃれなものもいいし自分の好きな色、形を選べばテンションもあがってきます。
育てられる野菜もここで紹介したのはほんの一部です。色々な野菜を育ててみてくださいね。
コメント